露わになる君
隊主会当日。
「やっとアノ霊圧に会えんのか、強ぇやつだろうな 」
「まったく!コレだから十一番隊は嫌だヨ!
しかし…楽しみだね…」
「女の子かなぁ〜、浮竹はどう思う??」
「あれだけの霊圧だ、相当デカい男なんじゃないか?」
など、たくさんの声が聞こえてくる。
病欠が多い浮竹までもが蓮の顔を見に来ているのだ。
突如現れた莫大な霊圧を持つ魂。
噂によると斬魄刀までも所持していたと言う、、、
今では少しの霊圧しか感じ取ることは出来ないほどの微量さだ。
どこか結界のある地下にでも捕らえられているか、
技術開発局にて実験体にされているだと思われていたそれ。
しかし、その後の隊主会で保護した六番隊が面倒をみる、という決定がしらされた。
それに抗議するものも多かったが、
四十六室の決定とあっては覆されることがなかった。
何者かも解らない危険分子を尺魂界に置くことを各隊長は認めていないのだ。
「総隊長はん。
いつになったら六番隊隊長はん来はるんですか?」
待ちかねたのか、市丸が山本に問う。
「ちょっと遅いんとちゃいます?…もしかしたら逃げられてたりして、」
「市丸、止めないか」
市丸の発言に少しがやつく隊長達。
「ぺいっ!黙らんか!お前たちが思っているほど危険な者ではないわい。」
山本の言葉に静まる室内。
その時、
「…来たみてぇだな」
扉の前には白哉が立っており扉を開けた処であった。
「やっとお出ましか、(ニヤッ」
対面
(その時、皆が見たモノは…)
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