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ふれあいとめざめ 3

「時間です」
「シンジ君、日本中のエネルギーあなたに預けるわ」


僕は、死にたくない


「はい」






ふれあいとめざめ 3






「第1次接続開始、第1から第803区まで送電開始」
「電圧上昇中、加圧域へ」
「全冷却システム出力最大へ」
「陽電子流入順調!!」
「第2次接続!!」
「全加速機運転開始、強制収束機作動!!」
「全電力二子山増設変電所へ」

「最終安全装置解除!」
「撃鉄起こせ」




『地球自転誤差修正プラス0,0009』
『第7次最終接続、全エネルギーポジトロンライフルへ』
『発射まであと10秒

 9

 8

 7
「目標に高エネルギー反応!!」


「撃てっ」




放たれた閃光は使徒の放った加粒子砲に干渉され、螺旋を描いて目標から大きく逸れる


「(ミスった…!!)」


時を同じくして敵はジオフロントに侵入した。
初号機は第2射を撃つために山の斜面を下るが、使徒は再び初号機を狙ってくる。


「!!わああああ」
(死にたくない!!)





衝撃を覚悟したシンジの目の前には零号機が盾になっていた。


「(早く、まだなのか
 早くっ!)」


盾は融解し零号機に直接閃光が注がれる


「綾波ィィつ」

  ピ――――ッ
「今よっ、撃って!!」

「くっ」





砲撃は真っ直ぐに進んで使徒を貫いた





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