ふれあいとめざめ 1
「いい?これからの説明をよく聞いて」
ふれあいとめざめ 1
「これが陽電子ライフル、戦自研で開発途中だったものをネルフが徴発し組み立てたもの…間に合わせだけどね
計算上ではこの長距離でも敵のA,T,フィールドを貫くに足るわ…もとが精密機械のうえ急造仕様だから野戦向きじゃないのが難点だけど…
そこでこの盾、こちらも急造仕様だけどもとはスペース・シャトルの底部で、超電磁コーティングされている機種だし、敵の砲撃にも17秒は耐えるわ」
「シンジ君は初号機で砲手を担当」
「はい」
「レイは零号機で防御を担当して」
「はい…」
ミサトさんは真っ直ぐに僕らの目を見てくる
「これはシンジ君と初号機とのシンクロ率のほうが高いからよ、今回はより精度の高いオペレーションが必要なの」
「シンジ君陽電子は地球の自転・磁場・重力の影響を受け直進しません、その誤差を修正するのを忘れないでね」
「でもそんなことまだ練習してないですよ」
大丈夫、とリツコさんが続ける
「あなたはテキスト通りにやって最後に真ん中の照準マークがそろったら撃てばいいのよ」
あとは機械がやってくれるって、外したら?
「もし一発目が外れたら…?」
「2発目を撃つには冷却や再充填等に20秒はかかるわ、その間予想される敵の反撃をかわさなければ…アウトね
最終的にはレイの盾に守ってもらうしかないわね」
「(盾は17秒しかもたないって…2発目は考えるなってことか…)」
これで死ぬかも知れない。
でも、僕はエヴァに乗る。
「時間よ、2人とも準備して」
「「はい」」
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