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long(RIKKAIA)
メガネくんのルール決め











「聞いてくださいよ丸井先輩ジャッカル先輩。惺音の奴また例の先輩話でうるさかったんすよ」



部活が終わり皆が帰りの支度をし始める中、切原君の話し声が響き狩沢君の名前が聞こえどきりとする



「まじかよ話した事一回しかないんだろぃ?よく飽きないよなー」


「いや、逆にその時しか話した事がないから憧れでい続けてんのかもな」



どうやら狩沢君は切原君と仲が良く、丸井君や桑原君とも知り合いらしい



「それがアイツ昨日その先輩に告白してフられちゃったー!って騒いでたっすよ」


「まじかよ。なんか軽いな」


「なんかフられたくせにやけに楽しそうだったっスよ」



そう、昨日まさに私は狩沢君に告白をされ、出会ったばかりの彼の事をよく知らないのでもちろん断った。狩沢君は悲しそうな表情をしたかと思うと「48日間!俺アプローチしまくるんで、その間に俺、先輩を好きにさせてみせます!」と宣言され、何か言い返す前に走り去ってしまったので「廊下は走ってはダメです」と告げると「はーい!」とゆう元気な声が戻って来、立ち止まり私に向かって「柳生先輩またー!」と大きく手を振り今度は走らず、去って行った



「おーおー柳生が固まってるぜよ。どーしたんじゃ」



パートナーに声をかけられ動きが止まっていることに気づき「いえ、なんでも」と誤魔化すように眼鏡を押し上げる

そんな中も切原君と丸井君、桑原君の話は続く



「それにしても惺音の憧れの先輩って誰なんだろうな」


「何回聞いても頑なに教えてくんないっすもんね。今日、後で惺音に会うんスけど先輩達も来ます?」


「おー!いいねー!何か奢ってやりゃあ口割るんじゃねえ?しゃーねーな、何か奢ってやるよ…ジャッカルが」


「おい俺かよ」


「今日はジャッカル先輩の奢りっすねーありがとうございます♪」


「なんでお前も乗ってくんだよ」


「いいじゃないすかー!先輩のケチー」



ぎゃーすか言い合いをしていると真田君に怒鳴られ騒がしかった三人は逃げるように部室を出る


自分も支度を済ませ部室を出る。この前借りた本を読みきらないとと考えながら帰路へつく












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あきゅろす。
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