long(RIKKAI@)
ペテン師の誓い *
R18注意です
大丈夫でしたらお進みください
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テニス部レギュラー強化合宿も終わり、部活終わりに会っているある日
「のう、今日お前さんの家泊まってもええか?俺ん家みーんな俺置いて旅行行ってもうて心細いんよ」
「いいけど、それなら俺がマサくんの家に行きたい」
空風の提案に驚きつつも大歓迎じゃと答える
「そんじゃあ、DVDでも借りてゆっくりするかのう」
「うん!賛成!」
「じゃ、さっそく行くか」
「え、待ってよ。俺パジャマとか歯ブラシとか取りに帰らないと」
「寝巻きは貸しちゃる。歯ブラシも下着も新しいの家にあるしええじゃろ」
貴重な恋人と過ごす初めての夏休み一秒も無駄には出来んぜよ。と付け足すと胡散臭い!と言いながらも付いて来る。
DVDを借りてスーパーで夕飯の買い物とお菓子を適当に買い、家に着く
「おじゃまします」
キョロキョロと周りを見渡す
「マサくんの家に来るの久しぶりだー」
「おん、毎度姉貴や弟の相手させるの申し訳ないからな。あいつらがいる時はなかなか上がらせられんよ」
うちの家族はみんな空風のことを気に入ってて家に招待しても誰かしらが構ってくるのでいつもなかなか二人の時間が作れない
「最初はまあびっくりしたけど楽しい人達だと思うな」
「本気で言っとるんか」
ケラケラ笑う空風とスーパーで買った物を冷蔵庫へ仕舞い、リビングのソファに掛ける
「どれから見る?」
「これ!ずっと見たいと思ってたやつ」
去年大ヒットしていた漫画が実写化したファンタジーミステリ映画を指差す
DVDを入れ、予告が流れている間にお菓子を適当に開けたり飲み物を用意する。
本編が始まり空風はお菓子を食べながらワクワクとした表情で見ていて素直に笑ったり驚いたり喜んだりしている姿が面白くて俺は画面より空風ばっかり見ていた。
一部作が終わると「早く次見たい」と空風が言ったので続けて見る
二部からは超展開な話の流れに空風は画面に釘付けだった。クライマックスへいくとお菓子食べる手も止まりひたすらに見入っていた。
全て終わり二人して伸びをする
「面白かったー原作見たことあるけど最後ちょっと展開変わってるんだね。原作もう一回読み返したくなったよ」
「そうなんか、原作も面白そうやのう。俺も見てみるか」
「よかったら漫画貸すよ。少し遅くなっちゃったけどご飯用意するか、マサくん先お風呂入ってきて」
「一緒に入るんじゃないんか?」
「バカ言ってないでさっさと入る!」と顔を真っ赤にしながら風呂場へ追いやられる
最近空風は俺に対して辛辣になってきているんじゃないかと少し淋しくなる。
髪を乾かすのも適当に終わらせキッチンで料理をする空風を後ろから抱きつく
「羽月サン構って欲しいナリ」
「こら、危ないよ。それに髪もちゃんと乾かしてないし」
「もー」と言いながらわしゃわしゃと髪をタオルで拭いてくれる
「夏とはいえちゃんと乾かさないと風邪ひいちゃうよ」
「風邪ひいたら空風に看病してもらうからええ」
「わざと風邪ひくような人には看病しません。もうすぐで終わるから大人しく待っててね」
「プリッ」
口の端に軽くキスをし空風が何か言っていた気がするが無視してキッチンを出る。
しばらくして出来上がったのか皿を運んでいたので俺も手伝い一緒にテーブルにつく。
さっきの映画の感想や最近あったことなどを話しながら食べ進む。空風の作った飯は相変わらず美味い。食べ終わり「俺が片付けるきに、空風は風呂入ってきんしゃい」と勧める。
片付け終わって洗面所へ行き「着替え置いとくぜよ」と空風用の着替え一式と歯ブラシを置いておく。
ソファに掛けくつろいでいると空風が洗面所の扉から顔を覗かせる
「おう、上がったんか」
「うん、お風呂と着替えありがとうね。それと歯ブラシも。けど、」
「けど?」
こちらに来ようとしない空風を洗面所まで行き引っ張り出す
とダボっとした服に身を包まれた空風が現れる
「絶対わざとだ…これさせたかったから俺に準備させなかったんでしょ」
「プッ…可愛いぜよ空風…ww」
「わ、笑わないでよ。もー知らない」
ズカズカとリビングまで歩く空風を追いかける
「彼シャツは男のロマンじゃろ?」
「知らないよ、変態」
へ、変態…
「怒らんで空風。かわええよ本当に」
後ろから抱きつき首から肩へ手を滑らせると襟元広めなのを選んだので簡単にはだける
「可愛いなんて言われても嬉しくないんだけど…」
「それに、すっごい興奮するぜよ」
低く言えば肩を跳ねらせる空風を姫抱きし、ジタバタ暴れるのを落とさないように気をつけながら俺の部屋まで運びベッドに降ろす
「マ、マサくん…?」
「男同士でもエッチ出来るん空風は知っとるか?」
「お、俺は男だから女の子みたいにマサくんを受け入れられるところなんてないよ」
「あるじゃろ、ココ」
ズボンの上から後孔をなぞるとビクリと反応し顔を真っ赤にする
「そ、そうなの?いや、無理無理無理!こんなとこ入らないって」
「慣らしていけば大丈夫じゃ」
「そんな…っ」
キスをし空風の口を塞ぐ。固く閉じられた唇を開けるよう舐めるとゆっくりと開かれ舌をねじ込み空風の舌と絡ませると声が漏れだす
「ふっ…ふぁ、んん…」
腰を抱き、撫でた時に気づく。空風の身体が震えている
俺は我に返り空風から離れ空風を見るとやはり今にも涙を溢れ出しそうになりながら震えていた
「わ、悪い」
「え?」
「無理矢理やろうってわけじゃないんよ、怖い思いさせて悪い」
「頭冷やしてくる」と部屋を出ようとすると「待って!」と裾を掴まれる
「そ、そりゃあこーゆーの初めてだし、ちょっと怖いのは確かだけど、嫌じゃない」
「無理せんでええよ。おまんがその気になるまで俺は待…」
「俺も…!マサくんと、そう、ゆうこと…したい…」
最初は大きな声だったが少しずつ声が小さくなっていき、なんとか語尾まで聞き取れた
「空風…」
再び深くキスをしながらゆっくり押し倒し、鎖骨に俺のもんだとゆう印をつける。緩いTシャツを捲し上げ、胸の飾りを唇で柔らかく挟んだり吸ったり、舌でグリグリと突起を押しつぶすと空風の息が荒くなっていく。もう片方は指で摘んだり爪を立てたりする
「ん、んンっ…ハッ、はぁっ」
「敏感やのう」
「ァ、言わ、ないで…」
胸を弄っていた手をウエスト、腰、と優しく撫でながらだんだん下へ移動させ、布越しに空風の中心を愛撫する
「はぁ、はッ、ま、マサくん…」
「どうした?よくなかったか?」
「違う…けど、な、んか…じれったい」
「どうしてほしいん?」
無知な空風を突然イジワルしたくなり、あえて聞いてみると空風は口を紡ぎ黙り込んでしまった
「言わなきゃ分からんよ…空風」
耳を撫で、耳元で低く名前を呼べば恥ずかしげにこっちを向きもじもじと話しだす
「……そ、そこ…熱くて、ぞくぞくするの…」
「うん…」
何もせず空風の言葉を待つと泣きそうになりながら空風は俺の左手を掴み潤んだ瞳で俺を見つめる
「直接、触って…」
「よう出来ました」
勢いよくズボンとパンツを一緒に脱がし、すでに起ち上がっている空風自身を上下に扱いたり先端を指でくるくると弄る
「んっ、はぁ…あっア、」
裏をなぞるとビクッと空風が大きく震え思わずといったように俺の手を抑える
「空風はここがすきなんか?」
もう一度なぞると今度は俺の腕を掴み強く目を瞑る
「アっ、ああ…だ、だめっ…もう……」
「イきそうならイってええよ」
数回扱くと白濁を勢いよく飛ばす。手についたそれを舐めると苦い味しかしなかったが、俺はそれを味わった
「き、汚いよ、そんなの…」
「空風のやけぇ、汚くないぜよ」
ハァハァと呼吸を乱す空風を落ち着かせるように慣れない右手で不器用に頭を撫でる。
呼吸が落ち着いてきたら脚を開かせ、指と空風の後孔に用意しておいたローションを垂らしゆっくり指を中へ埋める
「ひっ、…マサ、くん…」
「痛いか?」
「痛く…ないけど、変な感じする…」
「もう少し我慢しててな」
時間をかけ、充分に解かし指を増やしてはローションを足していく。
そろそろ大丈夫かと指を抜くと空風は小さく喘いだ。
「入れるぜよ、空風」
頷いたのを確認し、慣らした後孔に昂ぶっている俺のを宛てがい、少しずつ腰を進めていくと苦痛に顔を歪める
「っ……!!」
「空風…力抜き?」
「ど、どうやって…ぅあッ…」
「深呼吸してみんしゃい」
頭を撫でると幾分か身体の緊張が抜け空風は言われた通り大きく深呼吸をする。呼吸に合わせ奥へと俺自身を押し入れる
全てが収まって完璧に空風と繋がり幸福感で溢れる
「全部入ったぜよ。頑張ったな、痛くないか?」
「大丈…夫…だから、続けて…?」
「無理そうやったらすぐ言ってな」
ゆっくりと抜き差しを繰り返していくと最初は苦痛の混ざっていた喘ぎがだんだん熱のある甘いものになっていく。
「ん…ふ、ぅ……ンンっ…」
自分の声に気づいた空風は唇を噛み声を抑え始めたので口に指を入れ、口を開かせる
「声、抑えんで。聞かせんしゃい」
「っふぁ…あっああ、こえ…ぃや、ン、あぁッ!
まひゃ…く……」
「どうした?」
「俺、へん…何か、まさくんと繋がってるところが、んっ…熱くて、ゾクゾクする……声も勝手に出ちゃうし、変な感じするの…でも嫌じゃないの、もっと、欲しい…こんな感じになるの初めてだから怖い」
途切れ途切れに一生懸命話す空風が愛しくてキスをする
「空風、怖がらんくてよか、それは気持ちいって言うんよ」
「きもち…いい…?」
「ほれ、どうじゃ…っ」
ギリギリまで抜き一気に叩きつけるように入れると空風は腰を跳ね首を仰け反らせ喘ぐ
「ッーーー!!あぁっ!き、気持ちいッ…マサくん、」
「もっと気持ちよくして欲しいん?」
コクコクと必死に頷く空風に俺は空風の気持ち良くなるところを探す、こり、としこりをかすめた時、空風は大きく跳ねる
「っ!?ひああアぁっン!」
自分の大きな声に驚いたのか目を見開き口を抑える
「…ここか?」
そこを責めたてると空風は声を抑えきれず喘ぎ続ける
「…あ、っあぁ!マサ…く、ん……ひっ、ンぁああ」
普段の落ち着いた雰囲気のこいつが乱れる姿、俺がそうさせ、これは俺だけが見れるんだと思うと堪らなく興奮する
「堪らんぜよ…空風…」
「そ、こ…もう、あン、だめぇっ!アっ、あぁッ、おれ、おかしくなるっ」
限界が近いのかシーツを強く握り締めているので自分に腕を回すよう言うと必死にしがみついてくる姿がどうしようもなく愛しくて腰の動きが早まる
「好きじゃ、愛してるッ…空風」
「俺もっ、好き、大好き…!まさ…はる、」
熱っぽく名前を呼ばれ背筋がぞくりとした感覚が駆け巡る
先走りでぐちゃぐちゃに濡れている空風自身へ手を伸ばし数回愛撫すると空風はあっけなく果てた。
空風の中が収縮し強く俺のを締め付け、俺も空風の中へ欲望を注ぎ込む。
ぐったりと脱力した空風に優しくキスをすると幸せそうに笑うので俺も笑い返す。
頭を撫でてやるとウトウト瞼を重そうにしていたので眠るよう勧める
スースーと眠りについた空風の身体を拭き、俺も隣で眠りにつく。
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ぱさっぱさっと近くで音がしたので目を覚ますと結わいてある俺の髪を空風がいじっていた
「何してるん」
「あ、マサくんおはよ。マサくん起きなくて暇だったから遊んでた」
「名前」
「ん?」
「雅治って呼んでくれないん?」
空風はボッと顔を赤くする
「は、恥ずかしいから無理!」
両手で顔を覆う空風が可愛くて笑う
まあ、今のマサくんって呼び方も気に入ってるしああゆう時にだけ名前で呼ばれるのもなかなか刺激あるからええか
「腰痛くないか?すまんな、最後加減出来んかった」
「少し痛むけど立てないほどじゃないよ。大丈夫」
「中のもん出して綺麗にせんといかんからシャワー浴びに行けるか?」
「中のもん?」
キョトンとした顔で問われる
「悪い、ゴム用意してたんに夢中じゃったからそのまま空風ん中に俺の出してもうたきに、それ出さんと腹痛くするぜよ」
再び顔を赤くし「そ、そうなんだ…行ってくる」とギリギリ下も隠れる大きなTシャツ一枚の姿で立ち上がると何かを思い出したように立ち止まる
「あ、あのね…」
真っ赤な顔で振り向いたと思ったら俯きごにょごにょと話しだす
「あのね…すごい…気持ちよかった…よ……」
腕を引き再び空風をベッドへ押し倒し乗り上げると焦りの声が聞こえてくる。
「中のは俺が掻き出しちゃるし、どうせまた汗かくから風呂はその後でええか」
「え?え?!どうゆう…」
ゆっくりと空風の肩と腰を抱き、体を重ね停止したまま黙っていると愛しい声に名前を呼ばれる
「マサくん?」
好きになった奴に好きになってもらえて結ばれて、空風の初めてをいっぱいもらった。空風をだんだん俺色に染めて俺も空風色に染まってく、俺は
「…俺は、世界一幸せモンかもなあ」
空風の顔の横に肘をつき、見つめて頬を撫でると空風はにこりと笑う
「俺も。初恋が実って、俺の知らない色々なことを教えてもらってマサくんは幸せをたくさんくれる。マサくんが俺を好きになってくれてよかったし、初めて好きになったのがマサくんでよかった。俺も世界一幸せモンだね」
両手で頬を挟まれ短いキスをされる。
唇が離れると同時に次は俺から今度は長いキスをした。何度も角度を変え、空風の唇の柔らかさを堪能する。
「もうひと汗かいたら風呂沸かしてやっぱり一緒に風呂入るか」
「う、うん…」
「明日は部活休みやから一緒に家でダラダラするぜよ」
「宿題…」
「あー、今は忘れるんじゃ」
ガバリと抱きしめると空風はへらへら笑う
俺はこいつを大切にし、愛し続けると誓うぜよ
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