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long(RIKKAI@)
心を閉ざす

合宿一日目





「これから部屋割りを発表するよ

真田 柳生 ジャッカル
柳 仁王 赤也
丸井 空風 俺」


「異議あり」


「異論は認めないよ。それじゃあ、荷物を部屋に運んでいって、今日はもう自由にしていいよ。明日からみっちり練習するから覚悟しといてね。解散」


「あんまりじゃ」


「仁王と空風を同部屋にしたらもう一人の人が可哀相だろ?それに、夜変な音してきたら嫌だし次の日空風が使いものにならなくなってたら君責任とれるのかい?」


「…プリッ」



それじゃ、とスタスタ部屋へ向かう幸村。見るからに納得出来ずに拗ねている仁王に羽月は「へ、部屋まで遊びに行くからさ」とフォローする





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「なあなあ、羽月くんって仁王とどこまでしたんだよぃ」


「えっ、どこまでって」



部屋に着いて幸村は真田に用があると荷物を置いてすぐに出て行き、二人で荷物を広げていると不意に丸井から声を掛けられ顔を真っ赤にする羽月



「やっぱりもう仁王とした?」


「ま、まぁキスはしたよ」


「え、その先は?Cまでいってねーの?」


「その先?C?」



何のことかとキョトンとする羽月に丸井は思わず「仁王ーーーー!!」と叫びながら部屋から出ていってしまった



「変な丸井くん…」





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「仁王ーーー!!おい!仁王!」


「なんじゃ、やかましいのう」



部屋に入ると柳と仁王が荷物を広げ整理していた。赤也は荷物を置いてすぐとこか遊びに行ったのか真田に呼ばれたのか部屋にはいなかった



「お前羽月くんとまだセックスしてねーの!?」


「それがなんじゃ、おまんには関係ないナリ」


「丸井、赤也がいなくてよかったがあまり大きな声で聞くものではないぞ」


「だってよー!あんなベタ惚れな仁王がだぜ?ありえねー!」


「純愛すぎて無理」


「うわ、お前が言うと胡散クセェ」


「解せぬ」


「告白といい、そうゆう事といい意外と慎重なんだな」


「参謀うるさい」



どっかの金持ち学校の某天才テニスプレイヤーではないが二人からの攻撃に仁王は心を閉ざした











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