02 「いや、暇じゃないし。お前と同じになりたくねぇーわ」 あっさりと言われ、私はぷくっとつまらなそうに頬を膨らます。 本っ当毒舌ー!…でもでもキュンときっちゃうんだなー、これが! て、私もしかしてのM疑惑? ガチャ! 「せーんせっ!」 保健室のドアが開くと共に可愛らしいテンションの高い女の子の声が聞こえてきて、ドアに視線をうつすと…… 「…うはっ」 私の口からは変なため息。 な、な、な、なんですかっ!この美人の領域に入るのか可愛いの領域に入るのかて感じの美少女はっ! 肩ぐらいの黒髪ショートで化粧盛り盛りですらりとしたスタイルはモデル体型。 やばいやばいやばいやばいやばいや(うるさい) 美少女に見とれてしまっていると美少女が 「あれ、先輩さんですかーぁ?」 と不思議そうに私に問い掛ける。…声も可愛い、いや可愛すぎる。 「え、えーと…、2ね「あー!じゃあ先輩さんですね!あたし一年の倉田 杏奈ですっ」 私の話しを遮るとすぐに自己紹介を始めた美少女こと杏奈ちゃん。名前まで可愛(うるさいパート2) [←] |