宮川学園
4
?Side
「あーマジでホント親衛隊の奴らうぜぇー」
そういいながら、ある一人の人物がにやってくる。青い髪にキリっとした青い目、多少着崩している制服が印象的である。
それにプラス…青いネクタイには銀のラインが入っていた。
親衛隊の事をぶつくさ言いながら屋上の方を見た。
「…お?んだよ、誰かいるのかよ」
その生徒は不機嫌そうな顔でその生徒の方に近寄った。寝息が聞こえてきたのでどうやら眠っているようだ。
「…ん………すぅ…すぅ…」
「………………………………」
気持ち良さそうに眠っている生徒をじっと見た。
不意に寝ている生徒のポケットからネクタイらしきものが出てきた。
それは赤色のネクタイだった。
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!