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宮川学園
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教室Side



それは数時間前に遡る
その時間の授業は幸いともいっていいのか、数学だった
いつもの様に担当である瀬戸内が教室に入ってきて、悲鳴を止めるところから始まっていた。



「……で、ここでXを代入したら…」



周りの生徒たちも真剣に話を聞き、ノートをとる
勿論三人もそうだった。

来莉に関しては咲哉の分のノートまでもをきちんととっていた

しかし


暫くすると


…ガラッ



「失礼するぜ…って何だ、瀬戸内か」



「おい、何でてめぇがここに来たんだよ?何の用だ」



瀬戸内も一旦書くのをやめた


………そしてクラスからは



「キャーーーーーーー!!
時雨様よ?」



「やだぁ。僕、今日に限って化粧してなぁーい」



……親衛隊が授業中にも関わらず騒ぎ出した。




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あきゅろす。
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