宮川学園
5
「でもさぁ。今ホントに某有名侍アニメの主人公みたいな顔になってたよ?」
けらけらと笑う凪をベシッと陸は叩く
見ていた来莉はただボーッとしていた。
「じゃもう行く?そろそろ「キャーーーーーーーーー!!!!」
…い…はぁ、ちょーーっと遅かったね」
凪が先程よりも大きなため息をつく。
有り得ないくらいでかい叫び声…いや、悲鳴と言ったほうがいいのか?
「おいおい…いつもはもっと来るの遅いか、いねぇだろうが」
「……………帰りたい………」
「はいはい、ほら大丈夫だって来莉…な?」
そういうと陸は来莉の頭を優しく撫でる
来莉も安心したのかコクりと頷いた。
「さっさと行こうぜ、飯はもう何とか食ったし」
「だねぇ。行こっか」
陸と凪が食器を片付けると、四人はそのまま食堂を出ていく事にした。
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