宮川学園
3
「ホントに咲哉ってさぁ…昔から巻き込まれ体質だよね。何、なんかついてる?」
そう凪が言うと…凪はコップに入っていたミネラルウォーターを飲む。その言葉に思わず苦笑いをした陸
食べていた親子丼を一旦食べるのをとめた。
「昔からって、そんなに酷かったのか?」
「そりゃ有り得なーいくらいあったよ?あぁ、陸は中学からだから知らないんだっけ?来莉は噂だけは聞いたことあるんじゃないかな?」
凪は笑いながらそういった
来莉は知っている様だったのかコクりと頷いた。
「……あの噂……ホント…だったの…?」
「そうだよー?
はぁ、あれには俺もびっくりだよ…」
来莉は心底驚いている様子だった
陸はずっと謎なままであった。
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!