宮川学園
12
「あ?あぁ、いいぜ。ほら」
時雨は持っていたネクタイを咲哉の目の前に出された
咲哉もホッとした表情でネクタイを受け取ろうとする
ーしかしー
グイッ……ドンッ
「…えっ!…な、いきなり何するんだよ!?」
「俺がすんなりこれを返すと思ったか?」
いきなり手を引っ張られたかと思えばベッドに押し倒される形になっていた
そして目の前にはニヤリと笑っている時雨が咲哉の上に乗っていた。
「ちょ!?
離せよっ!…離せっうんっ!?」
体を突然押さえ付けられたかと思ったらいきなり時雨にキスをされた
その瞬間頭が真っ白になった。
「…ん…んんぅ、…ふぅ…!?」
啄むようなキスをされたかと思いきや、時雨は躊躇いもなく舌を入れてきた。
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