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宮川学園




「あーあ…朝から災難だぜ…。何か授業受ける気なくなった」


咲哉はまだ少しイライラしているのか顔が若干歪んでいた。
そして徐に立ち上がり、


「1時間目、サボるわ。どーせ自習だろ?」


「あぁそうだけど…マジか?」


1時間目だけな…といって咲哉は何処かに言ってしまった。
それを見ていた凪は笑いながらこういう



「ありゃ重症だな(笑)多分あいつなら屋上か、温室だろうな。まぁ1時間目だけなら大丈夫っしょ」


「ならいいんだけどね…。」


「…咲哉の分のノート………」


来莉がそういってにっこりと笑った
こういう時には来莉はかなり気配りが聞く
そしてチャイムもなり、1時間目が始まる知らせだ。

三人はそれぞれの席につき、授業に取り組んだ。
しかし、彼等はまだ気がついていない。
あの時咲哉をサボらせなければ…と思うのが


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