宮川学園
2
…ガヤガヤ…ガヤガヤ…
「まだいるの?あの平凡達…」
「すっごーく目障り!あの平凡達…学校なんかこなきゃいいのにー」
「お金もないのによく宮川に入れたものね」
…ガヤガヤ…ガヤガヤ…
「おい、あいつら…殴っていいか?」
「おい待て、咲哉。あいつらの挑発なんか乗るんじゃーねって」
陸が宥めるようにいう
咲哉は料理が上手いし、気配りもよく聞くが…昔が不良だったせいか幾線か喧嘩っ早い。
「まぁ…でもー。平凡平凡って五月蝿いよねー。俺達が何したのって感じじゃない?」
「……俺達、……何もしてない」
そうぼやきながら四人は教室へと向かった。
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