[携帯モード] [URL送信]

宮川学園
ページ:12

来莉はふと周りを見回すと、見たことがある人がいた。

「あれ?君、食堂にいた……」

「………あっ……風紀委員の……」

「俺、中本……梓。俺も二年だから敬語いらないから」

中本はそうにっこりと笑いながら来莉にいう
来莉もそう言われたので思わず笑う

「………相馬来莉。来莉って呼んで………?」

「わかった、俺の事は……梓でいいよ。あれ?……来莉もじゃあ100m出るんだ」

「……うん……何か出てくれっ……て」

来莉がそういうと梓も納得した表情でいう
何だか不安そうな来莉を梓は優しく撫でた

「大丈夫だって。選ばれるぐらい来莉は足が早いんだろう?なら良くないか?」

「…そう、なのかな……?」




[*前へ][次へ#]

12/37ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!