宮川学園
3
「いいにおいって(笑)んな犬じゃねーんだから」
「あー。目が覚めた…おっ、にしても今日も相変わらず豪華だな」
「あっそうか?別にこれぐらい普通じゃね?」
いやいや…!
トーストにオムレツ、それにプラス、サラダにスープ、それにヨーグルトまでついている。
忙しい朝にこれだけきっちり毎回の様に用意するのは簡単なことじゃない。
「俺さ、つい2〜3年前までは朝ご飯いっつもお茶漬けだったんだが…」
「それはまたスピーディーな朝ごはんだな(笑)」
咲哉は笑いながらスプーンとフォークを並べていた。
こいつは同室者の咲哉
昔は不良で馬鹿やっていたが、今はやっていない。
料理が上手く何だか母親みたいな感じだ(笑)
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