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[前]雲色の願い
3



「コイツ等と手合わせしねーか?」

「!!ちょっ!リボーン!!!」


…草食動物達と手合わせ…

面白そうだけど…


「今日は暇じゃないし、彼等がもう少し強くなったらね」



確かに彼等は強い。
だけど、もっと強くなってほしいんだ。


そう言えば、赤ん坊は少し考えて
ニヒルな笑みを浮かべて、こう言った。



「じゃあ、

デートしてくんねーか?

「…………は?」


…デート?誰と。


「コイツ等と」

「心読まないでくれる?」


…てか、なんでデート?

(面白そうじゃねーか byリボーン)



…まあ、断れば良い話し…
赤ん坊に断ると言おうとすれば、黒髪の女子が話しかけて(?)きた。


「はひ──!!ツナさん!誰ですか、このビューティフルな娘は!!」

「ハっハル!!
す、すみませんヒバリさん!!!」

顔を青くして頭を下げてくる沢田綱吉に対して、騒がしい女子は手を握って笑顔で問い掛けてきた(…那穂みたい)。







(貴女のお名前は)

(なんですか!?)

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