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[前]雲色の願い
死体



今日、赤ん坊から連絡があった。


『ツナん家に来てくんねーか』



死体処理をしてくれ。


赤ん坊に貸しを作るのは悪くない。

でも、今日は仕事もある…



悩んだが、やっぱり貸しを作る事にする。






バイクに乗って、数10分。


沢田綱吉宅に到着。

窓が閉まっているのに騒がしかった。


キキッとバイクを止めてから上がり、窓をガラッと開けた。



やあ


「ヒバリー!!!」


僕の姿を見るなり体を強張らせる草食動物達(失礼じゃない?)。


まあ、今日は君達に危害を加える為に来たんじゃないんだけどね。


「赤ん坊に貸しを作りにきたんだ。ま、取り引きだね」


待ってたぞヒバリ、と赤ん坊に言われた。


僕は死体に目を移す。


「やるじゃないか。心臓を一発だ



………とでも言うと思った?」


嘗めないでくれる?赤ん坊、と赤ん坊を睨めば
赤ん坊にニッと笑い、さすがだな、と僕を褒めた。







(え?え!?)

(どーゆう事!?)

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あきゅろす。
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