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[前]雲色の願い
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なぁ
あの娘にわざと会わせたぁ!!?」


「キケンは賭けだったけどな。スリ傷だけですんだのはラッキーだったぞ」


リボーンはラッキーと言っていたが、ツナは恭樺がわざと怪我をさせないように手を抜いたように思えた。
それは獄寺と山本にも同じ事で。


3人はなんとなく恭樺の事が気になり出していた…


「お前達が平和ボケしないための実戦トレーニングだぞ
鍛えるには実戦が一番だからな」


「なっ何言ってんだよー!!」


と、ツッコんだツナだったが
本心からではなかった。



「ヒバリは将来必ず役に立つ女だぞ」





片付けが終わり、応接室の椅子に腰掛け窓の外に目を向けた。

外に広がっているのは、彼と僕の愛している並盛町と綺麗な青空。


…僕は…
…何が、したい…



空に向かって、呟いた。



僕は、僕らしく生きる。
それは
約束。







(…これから)

(楽しくなるかな)

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