[前]夜空舞う、銀の蝶 2 ビアンキさんがうけもつのは家庭科と美術らしい。 美術は良いが、家庭科は平気なのか? ツナは、殺されるの時間の問題だよ!と言った。 「リボーンなんとかしろよ!!追い出せよ!!」 ツナがそう言っても、ツルツルと素麺を食べてツナを無視する。 会話が成り立っていない。 その時玄関の方から隼人君の声が聞こえてきた。 下に降りて行けば隼人君がスイカを持っていた。 (…ん?ビアンキさん…隼人君……何か、忘れて…?) 私が考え事をしている内にビアンキさんの事を隼人君がどうにかする的な話しになっていた。 そして、私はやっと思い出した。 「………あ!!!」 「「あ/え?」」 「隼人君、目閉じて!!!」 叫んだが、時既に遅し。 スイカが 砕けた。 「アネキ!!!」 「え」 「隼人」 「…あーあ」 ツナはわかってなく、キョロキョロと辺りを見回した。 隼人君はと言えば、腹を押さえて外に飛び出して行った。 (ちょっ…獄寺君!!?) (隼人君!!) [*前へ][次へ#] [戻る] |