[前]夜空舞う、銀の蝶
4
「なぁ
あいつにわざと会わせたぁ!!?」
「キケンな賭けだったけどな」
打撲とスリ傷ですんだのはラッキーだったぞ、とリボーンは言った。
確かにラッキーだ。
いつもだったなら、恭弥先輩の相手は半殺し…
いや、4/4殺しだ(それ死んでる!!!)。
リボーンは、実戦トレーニング、と言っていたが
本当にヤバい賭けだったな…
ツナは恭弥先輩に目をつけられたと騒いでいた。
「ヒバリは将来必ず役に立つ男だぞ
な、蝶?」
「なんで私に聞くのよ…
まぁ…そうだね」
*
ヤバいヤバいよ
どーしましょ!!
今、私は応接室のドアの前にいます。
何故入らないかと言えば…
…殺気がドアの隙間から
…見えます!!
感じるんじゃないです、見えるんです。
うぎゃああ!!!
こここ殺される!!?
齢13で!?死ぬのか、私!!?
うわぁああっ、と頭を抱えていると
ガチャリと扉が開き
(私は)
(引き込まれた)
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