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[前]夜空舞う、銀の蝶
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「死体を見つからないように消して
殺し自体を無かったことにしてくれるんだぞ」

いろんな意味でマズいよそれは!!


「じゃあ、あとで風紀委員の人間よこすよ」

委員会で殺しもみ消してんの〜〜〜!!?



先輩の言葉に驚くツナ達。
私はそんな先輩を呼び止めた。


「先輩」

「何」

「あの、あれ…」


私がモレッティさんを指差せば、あぁ、と呟き
私の耳に口を寄せた。


「知ってるよ。見ればわかる」


そう言うと口を離し、またね、と降りていった。

ツナは先輩を止めようとしたが
隼人君がツナに声をかけた。


10代目!!どいてください!!
あいつだけは、やり返さねーと気が済まねぇ!!


いつの間にか出していたダイナマイトに火をつけ、果てろ!!と先輩に投げ付ける隼人君。

その選択は、間違いである。


「そう死に急ぐなよ」







(先輩はトンファーで)

(ダイナマイトをこちらへ戻した)

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