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[前]夜空舞う、銀の蝶
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「じゃあ帰ろっか」


勿論、ランボ君は私の腕の中にいる。


…ソレ、連れて帰るの?

ツナは嫌そうな顔をして、ランボ君を見ていた。


「だって、奈々さんにも言われたし」

(母さん…!!)


ツナは手で顔を抑えた。




───「いいじゃない。大勢の方がにぎやかで」

…にぎやかなのは、あんまり好きじゃないけど
まぁ、良いか。


奈々さんは、回覧板を届けに行くらしく
沢田家には沈黙が訪れた。



ツナはリボーンにヒソヒソ話してるみたいだが
相手にされていない。


私は隣の席のランボ君を見た。

…ランボ君は構えていたナイフをリボーンに向かって投げ、返り討ちにあっていた。


ランボ君は泣きながら
せっせっと何かを準備している。

…振り返った時ランボ君は
バズーカを手にしていた。

バズーカを、自分に向けて…


「そのバズーカってたしか……」

十年バズーカ…!!

じ……自分に〜〜!!?



自分に向けたまま、ランボ君はバズーカの引き金をひいた…




ドオン







(…煙の中から)

(出てきたのは)

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あきゅろす。
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