[前]夜空舞う、銀の蝶 …牛? ドガーン …ボキッ。 今日は朝から隣の家がドンパチうるさい。 勿論、リボーンのせいであるが… …いつもよりうるさい。 爆発音と一緒に、よく子供の声が聞こえる。 こっちは勉強中だというのに… …イラッとしてシャーペン5本ぐらい折っちまったぞ。 「ツナー… …うるさい」 「わっ!?」 「なんだ、蝶か」 バッと窓からツナの部屋に入る私。 ツナが、勝手に入るなよ!と言ってきた。 …お邪魔しますって言ったし(心の中)、アンタらがうるさいから文句言いにきたんじゃん。 「なんでこんなうっさいの」 「それは…」 ツナによると、ボヴィーノファミリーのランボと言う子供が来たとの事。 …ランボ? んーと、牛柄の…? んー?と考えている私の横でツナとリボーンは話していた。 「リボーン」 「なんだ」 「知り合いなんだろ?あのランボって子供」 「あんな奴知らねーぞ」 リボーンはランボを知らないと聞いて、へ?と声をあげた。 「どのみちボヴィーノファミリーっていったら中小マフィアだ」 確かに。ボヴィーノは中小ファミリーだ=リボーンより、下。 …んで、リボーンはこう言った。 「オレは格下は相手にしねーんだ」 (かっちょええ!!) (…あ、ランボ!泣き虫ランボだ) [次へ#] [戻る] |