[前]夜空舞う、銀の蝶 2 「蝶、何してんの?」 「うひゃあ! ツ、ツナ!?」 驚きたいのはこっちなんだけど… 蝶は岩影で小さくなっていた。水着は上に着た服で隠されていた。 ほんと、勿体ない… 「ほらっ!行くよ」 「う、うん…」 渋る蝶の手を掴み皆のところまで走った。 * 「よく来たなお前達!!」 皆の所に行くと了平先輩が居た。 「ライオンパンチニストで並盛のランブルフィッシュは 夏の一時をライフセーバー見習いとしてすごすのだ!!」 了平先輩の言葉に不安を感じる隼人君と私とツナ。 武君は気にもしていなかった。 了平先輩は仲間の紹介の前に紹介してきた。 「パオパオ老師だ」 「ぱ…」 ((ダレすぎ──!!!)) それは夏の暑さでばてたパオパオ老師ことリボーンだった。 「そして」 とキョロキョロ辺りを見回す先輩。 その時声が聞こえた。 「困るんだよねゴミすてられっと」 声の方を見れば男3人と子供1人。 どうやら子供がゴミをポイ捨てしたようだった。 男3人は子供に注意した後自分達のゴミを捨て子供に片付けるように言った。 (ポイ捨ては良くないけど) (あれはちょっと…) [*前へ][次へ#] [戻る] |