[前]夜空舞う、銀の蝶
海水浴!
「海───!!!」
「やっぱ海はいいやな───」
「じじいかてめーは」
夏。
夏と言えば海じゃね?
と連想ゲーム的なノリで海に来たツナ達。
今年は泳げるからと、ツナは楽しみにしていた。
そんな時、
「見ろよ
あの3人ちょーカワイクね?」
「雑誌モデル」
「声かけてみちゃう?」
その声に気付いたツナがそっちに目を向けると
「おまたせ──」
「着替えてきました───」
(超かわいい!!!)
水着に着替えていた女子2人がいた。
(…………ん?
゙2゙人?)
「蝶は…?」
「蝶?あ…」
「蝶ちゃんならあそこです…」
ピッとハルが指差す先には大きな岩。その影に何かがいる。
それを見ながら
さっきまで一緒に居たんですかねー、と苦笑気味に話すハル。
「ツナ君達を見た後、急に走り出して…」
(さっきの話し聞いたからかなー…)
蝶は、あれで意外と恥ずかしがりや。
水着とか見られたくないらしい。
(しょーがないなぁ…)
(綺麗なんだから自信持てば良いのに)
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