[前]夜空舞う、銀の蝶
4
「何言ってんだよビアンキ!?ほ…ほらリボーンだって?」
「なんたって結婚式だぜ!
さすがのこいつも緊張してんのさ」
ディーノ兄の゙緊張゙と言う言葉に反応して、回避出来たが、結婚式はまだまだ続く。
*
「ディーノ兄、これ直る?」
「あぁ、これならすぐ直せる」
その言葉にホッと息をついたのも束の間。
「やっぱりニセモノだったんスね」
この声は…
「姉キはだませてもオレはムリっスよ
オレ 聴覚はいいんです。モーター音がするので怪しいと思いまして!」
「は、隼人君…」
「いや…あの獄寺君!!」
たぶんツナは、人形リボーンの事で怒られると思っているだろうが、それは違う。
「オレにも協力させて下さい!10代目」
「え゙っ!?」
──姉を良く理解しているし、苦手な人物だからである。
隼人君はディーノ兄からリモコンを奪い取った。
その時、ギィ…と扉が開いた。
「それおもちゃかなー?おもちゃだなー」
「「ランボ!!」」
(最悪な二人に)
(見つかってしまった)
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