[携帯モード] [URL送信]

[前]夜空舞う、銀の蝶
5



「いやーどーもどーも
トマゾファミリー8代目、内藤ロンシャンでーす」


「おっさんじゃねーよ」

(おっさんだろ)

「てめーがトマゾのバカボーズか」

「やだなーバカじゃないっスよ」


…バカだろうに。


ツナと二人で呆れながら帰ろうとすれば、


ズガンとシャマルが撃ち抜かれた。

一瞬、リボーンかと疑ったが、たぶん…


「もうお先まっ暗コゲ…
過去もまっ暗コゲ…」

また嘆き弾────!!?


はぁ、やっぱり。

シャマルに撃ち込まれたのは、嘆き弾だった。


ちくしょ───
王妃に手を出すんじゃなかったぜ
そーすれば2062股をかけたぐらいで国際指名手配なんてことには


「私が地の果てまで追い詰めるわ」


シャマルは酔っ払いのように喋り、何故かロンシャンは感動できたらしい。

本当わからん。


ぐいっ


「シャマルはぜって──楽しんでるよ!」

「そーだそーだ」







(ツナが私を引っ張りながら走ると)

(目の前に黒が見えた)

[*前へ][次へ#]

10/13ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!