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[前]夜空舞う、銀の蝶
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「そーだ!!
沢田も夜空もでこっぱち娘も首をたてに振らぬ!
どーせ才能のある奴はメジャースポーツがいいのだろう!!」


…スポーツ嫌いです。
てか私女だから!!


なんでロンシャンは泣けるのだろう…


「あ────っ!!」
「え?」


いきなりぐんっと引っ張られた私。
ツナが私の手を掴んで走り出したからだ。


…嘆き弾の効力知ってるから同情とかしないんだけどねー…(単に呆れてるだけ)。





「沢田ちゃーん!夜空ちゃーん!」

「げ、来た」


ロンシャンはツナと一緒にやりたいらしく、ボクシングを断ってついて来た。


「いよ──ボンゴレ坊主…
に蝶ちゃん♪
何か新しいこと始めるんだってな」

「近付くなよスケコマシ」
「Dr.シャマル!!」


シャマルは保健室でのバイトを提案してきた。

ツナ達は男子を見させて、私は(てか関係なくね?)シャマルと一緒だそうだ。

殺されたいか、お前は。



「っか──
いかすじゃん!この保健のおっさん!!」







(…)

(どこが?)

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