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[前]夜空舞う、銀の蝶
嘆き弾



「ふぁ〜〜〜あ」

「今日も授業半日だったねー」

「ずーっと授業半日だといいのに」

「そうもいかないでしょーが…」


苦笑いをしながらツナと歩いていると、掃除のおばちゃんみたいな人が私達を呼んだ。

用件は、内藤君に渡されたノートを渡せとの事。


……ん?内藤君…って……



は───いはい
沢田ちゃ───ん!夜空ちゃ───ん!マコてぃ───ん!



…このイラつく声とノリは…!!


「ローン、シャンシャンシャンシャン!!
どえす、こんちこんち」


「「内藤ロンシャン!!」」


おばちゃんはロンシャンを見て喜ぶ。

そして、ロンシャンはそのおばちゃんをこう紹介した。


「マイ彼女で───す!」

「ノオオオオ!!!」

「まさかの二股────!!?」





マコてぃんとやらが帰り、昨日の事を問いただせば別れたとかふざけた事を吐かした。







(昨日の今日って…)

(有り得ない…)

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あきゅろす。
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