[前]夜空舞う、銀の蝶
2
公園に着いて、中に入れば
学ランのフランスパン(失礼!!)達が沢山居て準備をしていた。
私もその中に混ざり準備をする。
恭弥先輩はと言えば、大きな桜の木の下で腕を組んでいた。
桜を満喫しているらしい。
………でも、
引っ掛かる、゙桜゙。
桜…
桜…ク、ラ………
「!」
突然周りが騒がしくなった。
3人ぐらいいるらしい。
その声は、良く聞いている声────
「ツナ?」
*
桜並木を潜り、声のする方に向かう。
ガッ
……何?
足元を見るとフランスパ…じゃなくて、風紀委員が倒れていた。
前を見れば、
先輩にツナ達、シャマルまでいた。
「皆も花見に来たんだぁ」
「蝶!!」
「おっ!!蝶ちゃ────ん!!!」
「来んな酔っ払いスケコマシ!!!」
飛び付いてこようとするシャマルの顔に蹴りを入れる。
シャマルは顔を押さえながら
崩れ落ちた。
(いい気味よ/だせ)
(スケコマシ!!!)
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