[前]夜空舞う、銀の蝶
7
「あ、ツナ!」
目の前には京子を守ろうと前に出たツナがいた。
何から守ろうかって?
そりゃ勿論、
さっきの爆発で出てきたライオンですよ。
危ない!と隼人君を置いて走り出したが、間に合わない。
その時、
「極限!!」
「…了平先輩」
ライオンを素手で倒すってどうなんでしょうか。
リングネームがどうとか叫んでいる先輩。
ある意味凄い。
ドカン、と爆発が起きれば
気絶したライオンを抱えている隼人君。
「何にしたらおいしいかしら?」
「ビアンキさん!!
って隼人君!!」
ライオンにたぶん睡眠薬の入った注射をぶっさしたのはビアンキさん。
それを見て隼人君、卒倒。
そこに、ハルやチビ達、武君までやって来た。
ツナが驚きの声をあげるが、皆はちゃんと理由を知っていたから驚かなかった。
京子にツナに合う動物は何か、と聞けば、頼りになる感じと言ったので
ライオンに決定した。
(大人達に)
(沢山怒られてしまった…)
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