[前]夜空舞う、銀の蝶
3
「後、蝶」
「何?」
「明日、ツナと遊んでこい」
「「え?/え゙!!?」」
リボーンの口から遊んでこい!?
その前に、蝶と遊ぶって……
「勿論二人でだぞ」
(マジでか────!!!)
二人っきりって、やっぱデ、デデデデート……だよな?
チラッと蝶を見る。
蝶も少し戸惑ってるみたいだ。
でも、嬉しそうでもある。
母さんは、良いじゃない行ってきなさいよ、と大喜び。
「……蝶」
「?」
行こうか、遊びに。
*
九代目に言われた。
蝶を楽しませてくれと。
彼女には、癒しが必要とも言っていたな。
だからツナに頼んだ。
俺より幼馴染みの方が安心出来るだろうし…
…本当は俺が行きたいがしょうがない。
今回はツナに譲る事にする。
ツナは気付いてないかもしれねーが、たぶんツナは………────
*
────12月25日。
今日はクリスマス。
街には沢山のカップルが集まる季節。
(その中に)
(二人はいた)
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