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[前]夜空舞う、銀の蝶
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「蝶ちゃん!ほら、火を消して消して♪」

「あ、はい…」

「か、母さん…」



奈々に急かされながら蝶はケーキのロウソクの火を消す。


今日はクリスマス・イヴ。
そして、蝶の誕生日。



今は毎年恒例の誕生日パーティーの真っ最中だった(息子の誕生日を忘れても他人の子の誕生日は忘れないんだな…)。



「ほら蝶ちゃん、私からのプレゼントよ」

「いえ、あの…」

「ほら受け取って」

「ランボさんからもあるもんね!」

「△▼÷*☆◆!」


「あ…ありがとう…」


奈々さんからの強引なプレゼントにランボからのブドウの飴玉、イーピンからの肉まん(普通だよ)など。


沢山のプレゼントに囲まれた。



ハッピーバースディ♪と歌い出す皆に恥ずかしさを覚えたのは私とツナだけかもしれない…


「蝶」

「リボーン?どうしたの?」

「これ、俺からのプレゼントだぞ」


と手渡しされたのは、小さな箱。







(中身は?)

(開けてからのお楽しみだ)

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