[携帯モード] [URL送信]

[前]夜空舞う、銀の蝶
6



はい、と赤と青の袋を渡す。


「味は…たぶん美味しいよ」


と言えば、保証のないやつ渡すんじゃねぇ!!と隼人君にツッコまれた。



「まぁ、二人が貰ってくれて良かった良かった」

「ん?どうしてだ?」

「だって二人共、モテモテじゃん?武君はいっぱい貰ってるから食べるの大変かな〜ってさ。しかも隼人君は受け取らなさそうだし」


と言えば二人は
蝶からのは貰う
と言ってくれた(なんて優しいんだろう…)。


「ありがとう。嬉しいよ」


じゃあまたね、と私は二人と別れた。



(あんだけ言って気付かなねぇとか…)

(鈍感なのな)

(お前が言うか?)





ツナ宅到着。

ツナの部屋まで行けば、ツナは留守のようだった。
変わりにあったのは、血溜まり。


「あれ?フゥ太、ツナは?」

「ツナ兄なら大人ランボを連れてビアンキ姉と外に行ったよ」



……あぁ、納得。

じゃあすぐ帰ってくるね、と部屋で待つ事きした。


「あ、そうだ…」

奈々さんにも渡さないと。







(いつもの)

(お礼)

[*前へ][次へ#]

6/9ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!