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[前]夜空舞う、銀の蝶
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「今言ったランキング書いとかないと」

「!!そんなことどーでもいーよ
急がないと」

「でも書かないと忘れちゃう」

「じゃあすぐ書きな、フゥ太」


くしゃり、とフゥ太の頭を撫でる。

蝶!と声をあげたが、私達が守れば良いでしょ?と笑顔で言われて反論できなくなった(昔から弱いんだよな…)。


諦めてフゥ太を待つ事にすれば、トッドの奴等が仲間割れを止めてこっちに向いていた。


その時
ツナが、復活!!!と死ぬ気弾を受けて死ぬ気になった。


フゥ太が止めるが、ツナは簡単にトッドファミリーを全滅させた。


そんなツナを見てフゥ太はこっちにいる事を決意した。




「蝶姉…さっきはありがとう」

「んーどう致しまして♪」


でね…、とフゥ太は私の前に立った。


「何処のランキングにも、蝶姉のランキングがないんだ」

「…」

「それで、似た名前の゙夜空悠嘉゙って人がいるんだ。それって…」


その先はまだだめだよ、とフゥ太の口に人差し指を当てて微笑んだ。







(それを知らせるのは)

(もう少し後で良いの)

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