[前]夜空舞う、銀の蝶
4
「今言ったランキング書いとかないと」
「!!そんなことどーでもいーよ
急がないと」
「でも書かないと忘れちゃう」
「じゃあすぐ書きな、フゥ太」
くしゃり、とフゥ太の頭を撫でる。
蝶!と声をあげたが、私達が守れば良いでしょ?と笑顔で言われて反論できなくなった(昔から弱いんだよな…)。
諦めてフゥ太を待つ事にすれば、トッドの奴等が仲間割れを止めてこっちに向いていた。
その時
ツナが、復活!!!と死ぬ気弾を受けて死ぬ気になった。
フゥ太が止めるが、ツナは簡単にトッドファミリーを全滅させた。
そんなツナを見てフゥ太はこっちにいる事を決意した。
*
「蝶姉…さっきはありがとう」
「んーどう致しまして♪」
でね…、とフゥ太は私の前に立った。
「何処のランキングにも、蝶姉のランキングがないんだ」
「…」
「それで、似た名前の゙夜空悠嘉゙って人がいるんだ。それって…」
その先はまだだめだよ、とフゥ太の口に人差し指を当てて微笑んだ。
(それを知らせるのは)
(もう少し後で良いの)
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