[前]夜空舞う、銀の蝶
3
…うん。予想通り。
ツナは、トッドファミリーの奴等に捕まっていた。
こりゃ助けなきゃな…
と棒に手をかければ、フゥ太が前に出た。
「だめだよ、ツナ兄」
「フゥ太!!!蝶!」
フゥ太の周りには、石や木の葉が浮いていた。
ツナがそれを見て驚いていると、壁が動き出した。
「あれがフゥ太のランキングモードだ」
「「忍者チック───!!」」
あいつが自分の脳をレッドゾーンまで追い込んで何かをランキングする時、奴の体内に凝縮されたエネルギーが磁場を狂わせて奴のまわりの引力を無効化させるんだ。
と難しい説明を聞いてもツナは良くわかっていなかった。
遠い宇宙のランキングの星と交信してるって説もあるぞ、と言われると信じられなくなった。
ツナが、ランキングしてる場合じゃない、と指摘すれば
フゥ太はランキングの情報を言い始めた。
その情報を聞いたトッドの奴等は仲間割れ。
この間に逃げよう、とフゥ太のランキングモードを止めたは良いが…
(ツナ兄、蝶姉ごめん!ちょっといい?)
(え?/元に戻った…)
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