[携帯モード] [URL送信]

[前]夜空舞う、銀の蝶
フゥ太



ボーッと応接室から校庭を見ていた。


ツナがいつも通りミスをする。


でも、違う事があった。



「………あれ?」



黒服の連中が、小さな子供を追いかけていったのだった。





家に帰ってツナの家に行けば…


「おかえり蝶姉」


「………あ、外で追いかけられてた…」

「フゥ太だよ。よろしくね」



フゥ太はにっこりと笑い、挨拶してきた。

フゥ太……フゥ太……フゥ…太……

……あ。


「もしかして…
ランキングフゥ太?」


そう問えば、そうだよ〜、とランキングブックを見せた。

その時、ツナが私の肩を叩いた。


「何、ツナ」

あのさ…、と耳元で話す。
フゥ太には内緒らしい。


「蝶も見たんだろ?あの黒服」

「うん」

「あれ、マフィアらしくて…さっきそれでかくまってほしいって言われたんだ」



かくまってあげれば良いじゃん、と言えば、そう言う問題じゃねー!!と返された。


「じゃあどう言う問題?」

「だって相手はマフィアだよ!?危ないじゃん!」







(ツナさんや)

(アンタも、マフィアだよ)

[次へ#]

1/5ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!