[前]夜空舞う、銀の蝶
6
私達は急いで
騒がしくなった教室に向かった。
走っている途中、視界に黒いモジャモジャが入ってきた。
「ランボさんが一番だもんね──!」
「競ってるわけじゃないからね!!」
ランボは静まり返った教室の扉を開いた。
「はいはーい!!
うんっむぐっ」
「ランボ、言っちゃダメだよ」
「蝶!」
ランボの口を塞いで、リボーンを見た。
リボーンはペケだった時ように持っていた爆弾を手に私を見た。
(答えなかったんだから
投げないでよ、爆弾)
そう心で言えば、リボーンはチッと舌打ちした。
(投げるも何も…蝶がいたらできねーぞ)
その時、アホ牛が…、と今にも死にそうな声が後ろからした。
振り向けば隼人君が居て、答えを言った。
が、
「おまえはすでにマフィアだろ」
と手榴弾を投げた(威力は爆弾より下…か?)。
クラスは静まり返り、ツナが三人に駆け寄れば彼のせいにされた。
責任とれ、と目で訴えられた。
その時
リボーンが死ぬ気弾を撃ち込み、ツナが恐怖の対象となった。
(ふぅ…)
(威力が減って良かった…)
100318
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