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[前]夜空舞う、銀の蝶
3



先生は隼人君の態度が気に入らないのか難しい問題を出した。

まぁ、隼人君から見れば簡単すぎる問題で
すぐ答えてしまった(不良で頭良いってタチ悪いよねー…)。


すると先生は武君がいけたから、とツナを指名した。

ツナは立ち上がるもわからなくて、奈々さんは期待している顔をしてたので
隣の蝶に聞くに聞けなかった(忠犬君が答えを教えてるのに…)。

しょうがないからと、ヤマカンで答えを言えば
パコ──ンッとツナの頭に下駄がヒットした。

後ろを見れば…


キモイおばちゃんいるー!!


変装をしたリボーンがいた。

どうにも家庭教師として教え子を見に来たらしい。
が、教え子が間違ったので下駄を投げたみたいだ。

ツナはそれに気付いたらしく後ろを見た。
…リボーンの手には銃が装備されていた。


なかなか答えないツナに先生が声をかける。


その時…



「はーい!!」

「!」

「100兆万です」


「「ランボ!!」」







(なんでここに!?)

(ヤバい…)

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