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[前]夜空舞う、銀の蝶
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その後も
百人一首、福笑い、たこあげ、すごろく
と連敗続き。


このままいけば、1億円を払うのは目に見えていた。


1億円なんて払える筈のないツナは、借金地獄だ〜〜!!と叫んでいた。


そんなツナを見兼ねたディーノ兄がリボーンに交渉すれば

今までのが全てチャラ。次勝った奴が優勝、負けた奴が10億円払う。



というルールになった。


私もディーノ兄もリボーンを止めるのは無理だ、とそのルールを認めた。




「最後の勝負はファミリー全員参加のもちつきにすんぞ
オレに うまいアンコロもちを食わせた方が勝ちだ」



リボーン…自分が食べたいだけなんじゃ……



と私が考えている内にもうこっちは作り始めていた。


一方、キャバッローネは作り方がわからず、苦戦している。


この勝負、いける!!


と思ったのも束の間。
来てしまった。彼女が。





笛の音が響き、終了を告げた。



まずはキャバッローネのアンコロもちから。


箱の中にはボロっとした餅とは言えないものが入っていた。







(パサパサしてまずいな)

(ちぇっ)

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あきゅろす。
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