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[前]夜空舞う、銀の蝶
4



しゅるしゅるとツナの縄を解く。


縄を解かれたツナの第一声はディーノ兄への苦情だった。

ツナは二人の心配をしたが、ディーノ兄は桃巨会なんて架空だと言ったが

………そんな事ないのだ。



「ツナ、ディーノ兄」

「何?」

「どうしたんだ、蝶」


「桃巨会、本当にあるよ」


「「え」」



「なんだって──!!
じゃあ あの二人本当にヤクザにのりこんでっちゃったの─────!!?」

「ああ、そうだぞ」

「何考えてんだリボーン!!」


その話を聞けばディーノ兄もツナも焦る焦る。

二人に何かあったらどうすんだ、とツナが言えば
リボーンはスー…と顔を逸し、寝た。

「……しゃーねー、行くぞツナ、蝶」

「え?行くって…!?」
「私も行くの…」

ディーノ兄はツナと私の腕を掴んで連れて行った。


(ヤクザのアジト行きたくない〜〜!!!)

(ツナ、アンタの腕掴んでんのヤクザだから)





桃巨会到着。


部屋の前には武君のカバンが落ちていた。


ドアを開けて中を見れば







(ボコボコにされた)

(…ヤクザ達)

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あきゅろす。
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