[携帯モード] [URL送信]

[前]夜空舞う、銀の蝶
3



「そーいやツナ
お前 ファミリーはできたのか?」

「ちょっ…ディーノ兄…」


「今んとこ
蝶と獄寺と山本。あと候補がヒバリと笹川了平と…」


「アンタも何答えてんの」

しかも友達と先輩だから、それ!!


一通りツッコんだ後、ツナは疑問をディーノに向けた。

ツナはディーノからボンゴレの偉さを聞き、驚き、沈んだ。


その時、奈々と蝶がディーノに声をかける。


「あらあらこぼしちゃって…」

「うわっ」

「ほら、これで拭きなよ」

「あ…ああ。わりーな、蝶」

「いやいや、いつもの事ですから」

「いつもじゃねぇよ!!」


そう。彼…ディーノは究極のボス体質だったのだ。

それを説明されて驚くツナに、そんな訳ない、と嘘を言う。


…嘘をついても事実は変わらんよ、ディーノ兄。

そして、お風呂をために行った奈々さんの悲鳴が聞こえた。


皆で風呂場に向かおうと立ち上がると

ディーノ兄は、どだ───ん、と派手に転んだ。







(しかも、自分で自分の足を踏むという)

(とっても器用な事をして)

[*前へ][次へ#]

3/12ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!