[前]夜空舞う、銀の蝶
2
「元気にしてたか?イタリアに来ねーから心配してたんだぞ」
「そんな頻繁に行けないからね、イタリア」
そんな会話をしているうちにランボとイーピンが部屋に入ってきた。
ランボは手榴弾を持ってずっこけた。
そして持っていた手榴弾は外へ……
………ん?外?
「ディーノ兄、部下の危機だよ」
「やべっ」
蝶がそう言えば、ディーノはバッと窓から出た。
「てめーらふせろ!!」
ビュッと鞭を伸ばし、手榴弾を上へ弾き飛ばした。
部下達はそれを見て大笑い。
一方ツナは、カッコイイ…、とディーノを尊敬した。
それを見た蝶ばアレ゙がなければね…、と呟いた。
そして、ディーノはリボーンの誘いでツナ宅に泊まる事となった。
………一人で。
*
「さー何でも聞いてくれ。かわいい弟分よ」
そう言うディーノにツナは複雑な気持ちになった。ディーノに気に入られるのは嬉しいが、マフィアにはなりたくない、と。
(そんなツナに)
(ディーノは問い掛けた)
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