[前]夜空舞う、銀の蝶
ハッピー・バースデー
今日はリボーンの誕生日。
明日はツナの誕生日。
皆は忘れているかもしれないけど
私は覚えていたよ、ツナ…───
*
「誕生日おめでと───!!」
リボーンの誕生日という事で
皆で誕生日パーティーを開く事になった。
ドアが開いてツナと一緒に入ってきたリボーン。ツナは皆の行動を見て沈んだ。
だって、自分の誕生日の為に何かしてくれていると思っていたのだから。
けれど、
それは自分じゃなくてリボーンに対してと知って沈んだのだった。
皆はツナが自分で言うまでツナの誕生日が明日なんて忘れていたのであった。
───ただ二人を除いて。
結局、リボーンとツナの誕生日パーティーは一緒にやる事となった。
*
「山本君ちからおすしをいただいたのよ」
ツナの部屋のテーブルの上にはスシやらお菓子やらジュースやらで生め尽くされていた。
皆がスシに喜んでる中
ツナは異変に気付いた。
部屋の隅に獄寺が蹲っていたのだ。
獄寺は、無念です、と呟いた後
どさっと倒れた。
(今日これでおしまい────!!?)
(…ドンマイ過ぎる)
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