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[前]夜空舞う、銀の蝶
3



何てことしてくれやがったんだ…
あのマグロは今晩の100人前の出前用だぞ…



これじゃあ出前はムリだな
と、借金は20万うわのせされた。

蝶のおかげで借金は少し少ないものの
多すぎである。


「剛さん…
隼人君達も悪気はなかったと思うんです(たぶん)…」

「でもなぁ、こればっかりはどうにもならな…」



「弟の責任は
私がとるわ」


声の主はビアンキさん。
ビアンキさんは見た途端
隼人君は走り出した。


…借金。増やすだけ増やして帰ったよ、彼。



ビアンキさんは残されたマグロで何か出来ないかと提案した。
でも、彼女の作る料理は全てポイズンクッキングになる。
それを指摘すれば
リボーンの近くにいて、自分は変わった
と言った。

試しに作らせれば

変なケムリもない、見た目も美味しそうなスシが出来上がった(途中、ボンッと聞こえたのは気のせいか…?)。

剛さんが一つ食べてみると…



「うおっ
うますぎる──!!!







(まさか…)

(ポイズンクッキングじゃない!?)

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あきゅろす。
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