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[前]夜空舞う、銀の蝶
そこで喧嘩!?



「おい芝生メット!てめー 今足ひっかけたろ!」

「ふざけるなタコ!人の足を蹴っておきながら!」



獄寺と了平の足が当たった事により口論になった二人。

今の体勢は
四人の息が合わなくてはいけない。

だが、二人が喧嘩してしまった事によりツナは落ちてしまった。


いきなりの事に驚きを隠せない並中生徒達。
辺りは静かになった。

雲雀は不満そうにツナを見ていた。


「ツ…ツナ…」


ツナがむくっと起き上がった。

その顔は
いつもの顔だった。


そんなツナの周りには、勝軍の奴等が群がる。


オラ
やっちまえっ


ギャアアアァァァ



校庭にツナの悲鳴が木霊する。
それを聞けば獄寺は勿論、了平も参戦し
ツナはボロボロになった。


「…あーあ…」

「蝶」

「あ、先輩…」

「戻るよ。あんな群れ、見てて面白くない」

と、先輩は私の手を引いて
歩き始めた。







(…後で)

(ツナの様子見に行かなきゃ)

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あきゅろす。
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