[前]夜空舞う、銀の蝶
5
゙大丈夫。サポートするから゙
蝶がそう言っている気がした。
蝶はグー、と親指を立てて笑っていた。
「…蝶」
ツナの足下に来た敵は全て蝶が倒した。
だが、下の敵が多すぎてツナの乗っている棒が倒れようとしていた。
「わっ!うわ──っ!!
倒れる───!!!」
「しょーがねーな」
「…リボーン?」
横を見れば、いつの間にかリボーンが肩に乗っていた。
リボーンは銃をツナに向けて構え、撃った。
「空中復活!!
死ぬ気で棒倒しに勝ぁ───つ!!」
人の上をぴょんぴょんと飛び移るツナ。
そう。総大将は地面につかなければ良いのだ。
それに気づいた三人はツナを上に乗せ雲雀の所まで走り抜けた。
───途中までは。
(仲の悪い)
(二人のせいで)
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