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[前]夜空舞う、銀の蝶
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さすが師匠!!オレも同じ意見です

向かってくる奴は全て倒す!



(あんたたちだけでやってくれ──!!!)




「僕がやるよ」


先輩と私は校庭に出てきていた。

今、丁度連合組の総大将決めをしていた。
先輩は総大将になると言い、制服のまま棒へ上がっていった。


「…先輩…」



───棒倒し開始。

ツナは棒の上で驚いていた。

数の違いもそうだが、相手チームの総大将が、あの、雲雀。
勝てるわけがない。


ハル、京子の声援を受け
棒倒しは開始された。


物凄い勢いでA組が押されている。


いつの間にかツナの足下にまで敵がきていた。
敵がツナの足首を掴む。


「うわあ
落ちる!!
やめて!はなしっ」


ドッ


「!!?」


足首を掴んでいた手が離れた。


理由は、その手首に小石が当たったから。


その小石の飛んで来た方向を見れば…







(あ…)

(蝶!!)

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