[前]夜空舞う、銀の蝶
体育祭・2
「ツナ…どうだった?」
「…シャマルがいた…」
「…………は?」
私達は保健室前にいた
家がダメなら保健室!
と来たは言いが、養護教諭がシャマルじゃ
諦めるしかない。
ツナは、逃げるしかない…と考えてるみたいだが
もうムリみたいだ。
「あっ
ツナ君!探したよー
はいコレ!」
「へ?」
「あ」
後ろから京子登場。
京子はツナにハチマキを渡した。そのハチマキにば綱吉゙の二文字が刺繍されていた。
ツナは嬉しい様な悲しい様な複雑な感情に悩まされたに違いない。
*
「ゴール!!」
「すごー」
「そうだねー」
「まぁ野球部レギュラーでスポーツ万能だからね」
私は京子と花と一緒に体育祭を見ていた。
見回りはツナのを見てから行く事にする。
「あっ!ツナ君だよ、蝶!」
「あ…本当だ…」
…ツナ、熱出てるのに競技なんかに出て平気かな…
でも応援することしか出来ないから
応援することにする。
(ツナぁ!)
(頑張って──!!)
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